LINE公式アカウントは「友だちを増やす」だけでは意味がない|Web集客の導線としてのLINEの使い方

LINE公式アカウント集客導線入門

「LINE公式アカウントの友だちを増やしたいんです」

中小企業・個人事業主のクライアントさまからよくいただくご相談です。

先に結論を書きますと⋯

ここがポイント

友だちの数を増やすこと以上に大事なことがあります。
LINEは、Web集客全体の導線の中で見込み客との接点を切らさず、次の行動につなぐ場所
つまり、登録してもらったあとに「どんな情報を届けるか」を設計することのほうが大事です。

森谷
森谷
群馬県を拠点に「集客導線とAI活用」のコンサルをしている森谷です。Webマーケティングに26年携わり(フリー歴15年)これまで700名以上のクライアント様を支援してきました。

「友だちの数」が増えても売上・問い合わせにつながらない理由

LINE公式アカウントを作ると、最初に見えてしまう数字が「友だち数」です。
だから、多くの経営者が「まず友だちを増やそう」と考えます。

チラシやショップカードでQRコードを配ったりすれば友だちは増えます。
でも、そこから先の話がなければ、ただ登録者が積み上がるだけ。
友だち解除の数も増えてしまいます。

「友だち数」だけを追って、登録した後の導線を考えていないのであれば、それは本末転倒です。
その結果、「友だちは増えたのに問い合わせが増えない」という壁に必ずぶつかります。

LINEは集客導線のどこに位置するか

集客の流れの中で、LINEがどこ位置で役立つのかを見てみます。

インスタグラム
SEO・MEO
ホームページ

LINE(継続接点)

相談・予約・見積もり

成約

インスタグラム・SEO・MEO・ホームページなど、お客様があなたの会社・店舗・サービス・商品に出会う場所はいろいろあります。

そこで出会った人と、成約までの間につながり続けるのがLINEの役目です。

LINEが担っているのは、次の3つです。

  • 見込み客との接点を切らさない:インスタの投稿は流れて消える、ホームページも離脱されて接点が切れることがあります
  • 検討中の疑問や不安を減らす:LINE公式なら、お客様が比較検討しているあいだ情報を届け続けられます
  • 相談・予約・問い合わせなど、次の行動につなげる:関係が続いているからこそ、決めるタイミングで思い出してもらえます
LINE集客の成長と課題

集客導線を4つに分けて考える

LINEを軸にした集客導線は大きく4つの場面に分けられます。
ここでは概要だけ説明します。詳しくはそれぞれ別記事に詳しく書きましたのでリンクを貼っておきます。

①LINEへの入口を作る

まず、LINEの存在を知ってもらう場所が必要です。
インスタグラムのプロフィール・ストーリーズ・投稿末尾など、フォロワーが「今ちょうど見ている場所」に導線を置きます。

「どこに置けば気づいてもらえるか」はInstagramからLINEへ誘導する集客導線の作り方で具体的に解説しています。

②登録する理由を作る

入口があっても、登録する理由がなければ友だち追加はされません。
クーポンだけでなく、業種に合った特典の型を選ぶことが登録の動機になります。

業種別の特典の型はLINE登録特典は何がいい?中小企業・個人事業主のための特典設計にまとめています。

③登録後の配信で関係を育てる

登録してもらったら、次は関係を育てる番です。
登録した瞬間に期待したものと実際に届く配信内容が一致しているかどうかで、その後の反応が大きく変わります。

最初の配信で何を届けるべきかはLINEを配信しても反応がない原因と改善方法で解説しています。

まずは相談してみる

④相談・問い合わせにつなぐ

最後は、実際の行動につなげる段階です。
ホームページは比較・検討のための材料を渡す場所、LINEは検討期間中の継続接点・個別対応の場所と、役割を分けて考えます。

ホームページとLINEの役割の分け方はホームページとLINE、問い合わせ先はどちらにするべきかで詳しく扱っています。

たとえば

地域で工務店を営むケースで考えてみます。
お客様はインスタグラムの施工事例を見て興味を持ちますが、家づくりはすぐには決められません。
数週間の比較検討のあいだ、LINEで事例紹介や見積もりの目安を届けて関係を切らさずにいれば、「そろそろ問い合わせよう」と思ったときに記憶に残ります。

4つの場面がひとつながりになって、初めてこの流れが機能します。

InstagramからLINEへつなぐ集客ステップ

今日、これだけ確認してみてください

まず自社の現状を導線を確認してみてください。

step
1

LINEへの入口が複数あるか確認する(QRコードや声掛けでのご案内)

step
2

登録する理由が明確か確認する(お客様はどんなお得情報を受け取れるのか)

step
3

登録直後の配信が、登録した理由に応えているか確認する

step
4

その後の配信内容が、最初の予告とズレていないか確認する

step
5

相談・予約・問い合わせへの次の行動が、読者(お客様)に分かる形になっているか確認する

step
6

ホームページとLINEの役割が重複していないか確認する

書き出してみて、抜けている場面が見つかったら、該当する記事から手をつけてみてください。

まとめ

  • LINEの友だち数を増やすことは、集客のゴールではない
  • LINEは「入口」でも「終着点」でもなく、成約までの間をつなぐ継続接点
  • 集客導線は「入口を作る」「登録理由を作る」「関係を育てる」「相談につなぐ」の4つの場面に分けて考える
  • LINEは単独で集客するツールではなく、Web集客全体の導線の中で機能する道具

「LINEは作ったけれど、何のために配信しているか分からなくなった」<br>
「集客につながる設計を教えてほしい」というご相談もお任せください。

導線づくりを相談してみる

よくある質問

Q. LINE公式アカウントを、まだ開設していません。何から始めればいいですか。

この記事をもう一度お読みいただき「集客導線のどこにLINEを置くか」「どんなお得情報を発信できるか」を考えから、開設・設定に進むことをおすすめします。
開設・設定もお任せください。

Q. InstagramとLINE、どちらを先に整えるべきですか。

出会う場所がなければ、LINEに人は増えません。まずインスタグラムやグーグル検索経由の流入を確認し、そこからLINEへの導線があるかを見てください。詳しくはInstagramからLINEへ誘導する集客導線の作り方でもご覧いただけます。

Q. LINE登録特典は何を用意すればいいですか。

抽選やクーポンが向く業種と、情報や診断が向く業種があります。
詳しくはLINE登録特典は何がいい? 中小企業・個人事業主のための特典設計でもご覧いただけます。

Q. すでに友だちがたくさんいますが、配信しても反応がありません。

友だちの数と反応は別の問題です。登録のときにどんなご案内をしているか、登録後にはどのような配信をしているかなど、期待と配信内容がズレていないか、配信頻度は適切かを確認してください。
詳しくはLINEを配信しても反応がない原因と改善方法でも解説しています。

Q. ホームページとLINE、問い合わせ先はどちらにすべきですか。

役割が違うため、どちらか一方に絞る必要はありません。
ホームページは比較・検討し、信頼を深める場所です。
LINEは、検討している間も関係を切らさず、次の行動につなぐ場所です。
詳しくはホームページとLINE、問い合わせ先はどちらにするべきかもご覧ください。


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森谷清乃|集客導線設計×AI活用コンサルタント

群馬を拠点にWeb集客とAI活用を支援する森谷清乃です。 Webマーケティング実務26年。WordPress構築サポート700件以上、CMS全国展開時の加盟企業向け導入支援、SEO講座の講師などを経験。 生成AIパスポートも取得し「集客の仕組み」と「AIの使いどころ」を掛け合わせながら、あなたのお仕事に合った実践的なサポートを提供します。