打ち合わせや電話のあと、議事録やお礼のメールを書くのに、時間がかかっていませんか?
私はずっとそうでした。
これまでは手で書いていたので、すごく時間がかかっていたんです。
でも、ChatGPTが音声ファイルを読めるようになって、ここが大きく変わりました。
打ち合わせの録音を渡すと、書き起こしも要点のまとめもお礼のメッセージも作ってくれます。
しかも、ほぼそのまま使えるクオリティでした。
私がやったのは、自分が言いそうな言い回しに直すことくらいです。
この記事でお伝えしたいこと
議事録やお礼メールは、「まとめる」作業と「自分の言葉にする」作業でできています。
このうち「まとめる」ほうは、AIに任せられるようになりました。
なので、自分は最後に言い回しを整えるだけで済みます。
全部を自分で書かなくていいし、全部をAIに任せきりにしなくてもいい、というお話です。
なぜ議事録やお礼メールには時間がかかるのか?
議事録って、自分のためのメモとは違うんですよね。
会社員のころは上司に見せる前提で、フリーになってからはクライアントに見せる前提で書いていました。
人に見せるものなので、読んだ人にわかるようにまとめなければなりません。
なので、書くのにかなり時間がかかっていました。
お礼のメールも同じで、人に見せる文章なので時間がかかっていました。
ChatGPTの音声ファイル対応で何ができるようになったのか?
2026年10月。ChatGPTに音声ファイルをそのまま渡せるようになりました。
OpenAIの公式ヘルプには、できることとして次のような使い方が書かれています。
- 録音を文字に書き起こす
- 打ち合わせの録音を要約して、決まったこと・残った疑問・次にやることを出す
- 録音の中身について質問する(「納期について何と言っていた?」など)
- 録音を、議事録やお礼メールの下書きにする
まさに、私が時間をかけていた作業そのものでした。
使える条件(2026年10月12日に公式ヘルプで確認)
- プラン:有料プランのみ(無料プランは「現時点では対象外」)
- ファイルの大きさ:1ファイル512MBまで
- 形式:MP3・M4A・WAVなど(iPhoneのボイスメモはM4Aなのでそのまま使えます/Androidは機種やアプリによって形式が違うのでファイル名の末尾を確認)
地域や設定、使うモデルによって使えるかどうかが変わることがある、とも書かれています。

1時間以上の録音を渡してみた結果
私は、1時間以上の打ち合わせの録音や、自分が受けたセミナーの録音で試してみました。
まずは、全部をテキストに書き起こしてもらいました。
そこから、要点だけを抜き出してもらうこともできました。
さらにその内容をふまえて、講師の方や打ち合わせに同席した方へのお礼メッセージも作ってもらいました。
出てきたものは、ほぼそのまま使えるクオリティだったんです。
手で書いていたころに時間がかかっていた「人にわかるようにまとめる」ところを、ChatGPTがやってくれた形ですね。
私がやった手順
step
1打ち合わせやセミナーを録音しておく(スマホの録音アプリで十分です)
step
2ChatGPTに録音ファイルを添付して「書き起こしてください」と頼む
step
3続けて「要点だけ抜き出してください」「決まったことと次にやることをまとめてください」と頼む
step
4「この内容をふまえて、同席した方へのお礼メッセージを作ってください」と頼む
step
5出てきた文章を、自分が言いそうな言い回しに直して使う
AIが作った文章はそのまま使っていいのか?
さきほど「ほぼそのまま」と書きましたが、最後に自分の手は入れました。
直したのは、自分が言いそうな言い回しにするくらいです。
お礼のメッセージは、私の名前で相手に届くものです。
なので、言い回しだけは自分の言葉にしました。
それから、ここが意外と落とし穴なのですが、書き起こしには間違いが混じることがあります。
OpenAIの公式ヘルプにも、文字起こしには誤りが含まれることがあると書かれています。
誰が話したかの見分けも、正確とは限らないそうです。
大事なところは元の録音で確かめるように、とも書かれていました。
人の名前や金額・日付のように間違えると困るところは、送る前に一度見ておくと安心です。
まとめる作業はAIに任せて、自分は「自分の言葉に直す」「大事な数字を確かめる」の2つだけで十分でした。

お客様との録音で気をつけたい2つのこと
お客様との打ち合わせの録音には、お客様の情報が入っています。
なので、使う前に2つだけ確かめておくのがおすすめです。
1つ目は、録音すること自体を、相手に一言伝えておくことです。
「議事録を作るために録音してもいいですか?」と聞いておけば、お互いに気持ちよく進められます。
2つ目は、ChatGPTに渡したファイルの扱いです。
公式ヘルプによると、チャットを消しても、ライブラリ(ファイルの保管場所)に保存されたファイルは消えません。
消したいときは、ライブラリからファイルを削除する必要があります。
また、個人向けのプランでは、渡した内容がAIの改善に使われるかどうかは「データの設定」によって変わります。
お客様の情報を扱うなら、一度設定画面を見ておくと安心ですね。
まずはセミナーの録音から試してみる
いきなり大事な商談の録音で試さなくても大丈夫です。
まずは、自分が受けたセミナーや、自分ひとりで話したボイスメモで試してみてください。
書き起こしと要点のまとめがどのくらい使えるか、感覚がつかめると思います。
そのうえで、次の打ち合わせから、お礼メールの下書きを頼んでみる。
それくらいの順番で十分です。
なお、AIの使い分けについては、「AIはどれか1つに決めなきゃ、と思っていませんか?|壁打ちはChatGPT、仕事はClaude Codeに分けています」でもお話ししています。
まとめ|議事録は「まとめる」をAIに任せて自分の言葉に直すだけでいい
この記事のポイント
- 議事録やお礼メールは人に見せる前提なので、整理し直すのに時間がかかっていました
- ChatGPTが音声ファイルに対応し、書き起こし・要約・お礼メールの下書きまでできるようになりました(有料プランのみ)
- 1時間以上の打ち合わせやセミナーの録音でも、ほぼそのまま使える形で出てきました
- 私が直したのは、自分が言いそうな言い回しだけです
- 名前や数字は元の録音で確かめ、お客様との録音は相手への一言とファイルの扱いに気をつけます
群馬県を拠点に、個人事業主・フリーランス・家族経営の方たちの集客導線づくりとAI活用をお手伝いしています。
よくある質問
Q. 無料のChatGPTでも録音を渡せますか?
2026年10月12日時点の公式ヘルプでは、音声ファイルのアップロードは有料プラン向けで、無料プランは「現時点では対象外」とされています。
今後変わる可能性もあるので、プランの種類や料金とあわせて、使う前に公式サイトで確認してください。
Q. 長い録音でも大丈夫ですか?
ファイルの大きさは512MBまでです。
私は1時間以上の録音で試して、書き起こしから要点のまとめまでできました。
ただ、公式ヘルプには、とても長い録音は途中で処理が止まることがあるとも書かれています。
長すぎる場合は、録音を分けて渡すと安心です。
Q. AIが作ったお礼メールを、そのまま送ってもいいですか?
私の場合は、言い回しを自分の言葉に直してから送りました。
名前や金額・日付だけは、送る前に一度見ておくと安心です。