手が回らなくなって「削るとしたら何?」と考えたら、残ったのはインスタグラムとその先の導線でした

必要な施策を選ぶ集客術

集客を始めようとすると、やることがどんどん増えていきませんか?

インスタグラムもXも、YouTubeもTikTokも。

余裕があればWeb広告も。

実は私も、XもYouTubeもTikTokもWeb広告も、全部やろうとしていました。

でも、全部やろうとしたら手が回らなくなったんです。

そこで「削るとしたら何?」と考えてみました。

そうしたら、ほとんどが「これは後でもいい」ものだったんですね。

集客は、全部やることじゃなくて、必要なものを選ぶことでした。

この記事でお伝えしたいこと

私に必要だったのは、見込み客が大勢いるSNSで知ってもらうことと、知ってもらったあとに進んでもらう道(導線)を整えることだけでした。

私の場合は、インスタグラムで知ってもらって、LINE→ホームページへとつなぐ流れです。

どのSNSを選ぶかは、公開されている利用者数のデータで決めました。

「全部やらなきゃ」と思って手が止まっている方に、私が実際にやった絞り方をお話しします。

SNSは全部やったほうが得だと思っていました

SNSは、どれも無料で始められます。

なので、使えるものは全部使ったほうが得なんじゃないか、と思いますよね?

私もそう思っていました。

でも、ひとりで事業をしていると、使える時間には限りがあります。

全部やろうとした結果、手が回らなくなってしまったんです。

手が回らなくなって「削るとしたら何?」と考えた

そこで、考え方を変えてみました。

「何を足すか」ではなく、「削るとしたら何?」と自分に聞いてみたんです。

そうやって1つずつ見ていくと、XもYouTubeもTikTokもWeb広告も、今すぐでなくていいものでした。

やめる、というよりは「これは後でもいい」という感覚です。

そうして残ったのは、たった2つでした。

step
1
見込み客が大勢いるSNSで、知ってもらうこと

step
2
知ってもらったあとの導線を整えること

私の場合は、インスタグラムで知ってもらってLINEに登録してもらい、ホームページで詳しく読んでもらう流れです。

ここから始めるだけでよかったんです。

「何を足すか」より「削るとしたら何?」と考えると、今やるべきことが見えてきます。

自分に必要な集客を相談してみる

木の机に残したスマートフォンと鉢植え、箱にしまった書類のイメージ

残すSNSは利用者数のデータで決めました

どのSNSを残すかは、利用者数のデータを見て決めました。

SNSなどの媒体の利用者数は、調べると公開されているデータが見つかります。

たとえば総務省は、毎年「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を出しています。

この中に、SNSごとの利用率を年代別・男女別にまとめた表があるんです。

いま見られる最新の調査(令和7年度・2025年12月調査・2026年6月公表)では、次のようになっています。

サービス全年代40代50代女性
LINE92.9%96.6%95.6%94.1%
YouTube81.5%91.6%84.9%78.6%
インスタグラム54.8%67.1%54.4%63.4%
X44.7%57.0%40.2%44.7%
TikTok36.7%42.6%32.2%41.7%
Facebook27.0%38.9%33.1%27.3%

出典:総務省 情報通信政策研究所「令和7年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

ここに載せたのは一部です。

元の表には10代〜70代や、男性の列もあります。

この表を見るときのコツは、全年代の数字よりも、自分のお客様に近い年代や性別の列を見ることです。

たとえば、お客様に40代や女性が多い事業なら、インスタグラムの利用率はその列で6割を超えています。

LINEは、10代から60代まで、どの年代でも9割を超えていました。

ほとんどの人がふだん使っているので、知ってもらったあとに「つながっておく場所」としても使いやすいんですね。

利用者数のデータの探し方

「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」と検索すると、総務省のページが出てきます。

報告書の中の「主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率」という表を見てください。

新しい調査は、毎年1回公表されています。

ひとつ気をつけたいのは、利用率がいちばん高いSNSが、自分にとっていちばん合うとは限らないことです。

たとえばYouTubeは利用率が高いですが、動画を作り続けるには時間がかかります。

選ぶときは、自分が続けられるかどうかもあわせて考えておくと安心です。

森谷
森谷
群馬県を拠点に「集客導線とAI活用」のコンサルをしている森谷です。Webマーケティングに26年携わり(フリー歴15年)これまで700名以上のクライアント様を支援してきました。

森谷に相談してみる

木の扉へ続く飛び石の小道のイメージ

知ってもらったあとの「導線」が必要でした

SNSで知ってもらえても、それだけではお仕事の依頼にはつながりにくいんです。

インスタグラムの投稿は、流れていってしまいますよね。

なので、知ってもらったあとに「次にどこへ行けばいいか」を用意しておく必要があります。

これが導線です。

私の場合は、こういう流れにしています。

step
1
インスタグラムで知ってもらう

step
2
LINEに登録してもらい、つながっておく

step
3
ホームページで、サービスの内容を詳しく読んでもらう

SNSを増やす前に、まずこの1本の道を通れるようにしておく。

私の順番は、これでした。

LINEとホームページの役割分担については、「ホームページとLINE、問い合わせ先はどちらにするべきか」でもお話ししています。

XやYouTubeはもうやらないのか?

やらない、と決めたわけではありません。

「今はまだ必要ない」「後でもいい」と決めただけです。

全部を同時にやらなくても、順番に足していけばいいんですよね。

ちなみに、中小企業庁の「2025年版 小規模企業白書」によると、事業でSNSを使っている小規模事業者は4割でした。

そして、SNSを使っている事業者のほうが、新規のお客様が「増える」と見込んでいる割合が高かったそうです。

白書が比べているのは「SNSを使っているかどうか」で、何個使っているかではありません。

なので、全部やるかどうかで悩むより、まず1つ使い始めることのほうが大事なんじゃないかなと思います。

まずは「削るとしたら何?」を書き出してみる

もし今、集客でやることが多すぎて手が止まっているなら、試してみてほしいことがあります。

step
1
今やっている、またはやろうとしている集客を全部書き出す

step
2
1つずつ「削るとしたら何?」「これは後でもいい?」と聞いてみる

step
3
残ったものについて、お客様に近い年代・性別の利用率を総務省の表で見てみる

全部やらなくていいんです。

あなたの事業に必要なものだけ残せば、それで十分だと思います。

まとめ|集客は全部やることじゃなく必要なものを選ぶこと

この記事のポイント

  • XもYouTubeもTikTokもWeb広告も全部やろうとして、手が回らなくなりました
  • 「削るとしたら何?」と考えたら、ほとんどが「後でもいい」ものでした
  • 残ったのは、見込み客が大勢いるSNSで知ってもらうことと、その先の導線を整えることの2つです
  • どのSNSを選ぶかは、総務省などが公開している利用者数のデータで調べられます
  • 私の場合は、インスタグラムで知ってもらい、LINE、ホームページへつなぐ流れから始めました

群馬県を拠点に、個人事業主・フリーランス・家族経営の方たちの集客導線づくりをお手伝いしています。

お問い合わせはこちら

よくある質問

Q. どのSNSを選べばいいか、自分では決められません

まずは、お客様になってほしい人の年代と性別を決めてみてください。

そのうえで、総務省の調査の表で、その年代・性別の列を見てみると選びやすくなります。

あとは、自分が無理なく続けられるかどうかもあわせて考えるのがおすすめです。

Q. SNSを1つに絞ったら、お客様を逃しませんか?

私の場合は、全部やろうとして手が回らなくなりました。

まずは1つのSNSと、その先の導線を整える。

ほかのSNSは、そのあとで足すかどうか考えれば十分です。

Q. 導線は、LINEとホームページの両方が必要ですか?

事業によって違います。

私の場合は、LINEでつながっておいて、ホームページで詳しく読んでもらう形にしました。

どちらを問い合わせ先にするかは、「ホームページとLINE、問い合わせ先はどちらにするべきか」も参考にしてください。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

森谷清乃|集客導線設計×AI活用コンサルタント

群馬を拠点にWeb集客とAI活用を支援する森谷清乃です。 Webマーケティング実務26年。WordPress構築サポート700件以上、CMS全国展開時の加盟企業向け導入支援、SEO講座の講師などを経験。 生成AIパスポートも取得し「集客の仕組み」と「AIの使いどころ」を掛け合わせながら、あなたのお仕事に合った実践的なサポートを提供します。