「この人に頼もうかな」と思ったとき、お客様は最初に何をするでしょうか。
先に結論を書きます。
お客様は、あなたに連絡する前に、もうAIに聞いているかもしれません。
BtoBサービスや外部の支援会社を選ぶ人の85.2%が、生成AIやAI検索を参考にしているという調査が出ていました。
この記事でお伝えしたいこと
サービスを選ぶ人の多くが、比較や強みの整理にAIを使っている、という調査の紹介です。
調査の限界も確認したうえで、事業をしている方向けにサービスを提供する側が、今日からできる小さな準備を書きます。
85.2%という数字は、何を調べた結果なのか
Web担当者フォーラムで、イニシャルが展開するPRユニット「PADDLE」の調査が紹介されていました。
『BtoB Buying Trends 2026』という調査です。
対象は、BtoBサービスの導入に関わる全国のビジネスパーソン724名です。
2026年6月に、インターネットで調べたものです。
BtoBサービスや外部支援会社を選ぶとき、生成AIやAI検索を参考にしている人は85.2%でした。
企業の規模が大きいほど割合は高く、管理職では91.4%です。
小規模な会社や個人事業主だけの割合は、記事には載っていません。
なので、この数字がそのまま私のお客様に当てはまるとは言えません。
ただ、私も事業をしている方向けにサービスを提供する側です。
知っておく価値はありそうです。
お客様はAIに何を聞いているのか
同じ調査で、AIを使う場面も聞いています。
いちばん多かったのは、価格やサービス内容の比較で40.6%でした。
次が、各社の特徴や強みの整理で37.0%。
その次が、導入事例や評判の確認で36.6%です。
価格やサービス内容を比べます。
強みを整理します。
事例を確かめます。
そうした作業を、AIにさせているようです。
お客様は、あなたの話を聞く前に、AIの答えで下調べをしているのかもしれません。
AIに聞かれたとき、私の名前は出てくるのか
私自身も、最近は検索を文章でするようになりました。(その話はこちらに書きました)
AI検索のPerplexityに「群馬 AI活用 コンサルタント」と聞いてみたことがあります。
月に1回の計測の一部です。
群馬県内の会社が9社、表になって出てきました。
私の屋号は入っていませんでした。
記録を見ると、載っていた会社は、地域名とサービス内容がはっきり書かれたページを持っていました。
お客様が「群馬でAI活用を頼める人」と聞いたとき。
AIが答えを作る材料として、私のページは拾いやすい形になっているでしょうか。
見直す余地はありそうです。

最初に思い浮かぶ会社は選ばれやすいのか
調査では、BtoBサービスを検討するとき、最初に思い浮かんだ会社を最終的に選ぶことがあるかも聞いています。
「よくある」と「ときどきある」を合わせて、54.1%でした。
ひとりで事業をしていると、広告で名前を覚えてもらうのは難しいです。
だからこそ、何をしている人かを一言で言えることが、思い出してもらう手がかりになるのかもしれません。
個人事業主は、今日から何を準備すればいいのか
全部を作り直す必要はありません。
まず、次の3つだけで十分です。
step
1自分の仕事を「誰の、何を、どう変えるか」の一文にする
step
2その一文を、ホームページのトップとプロフィールに同じ言葉で書く
step
3AIに「地域名+頼みたい仕事」で聞いて、どう返ってくるかを見てみる
注意
AIに拾われる保証はありません。
ただ、お客様にもAIにも、説明が同じ形で伝わりやすくなると考えています。
まとめ|お客様は、あなたに頼む前にAIに聞いているかもしれない
この記事のポイント
- BtoBサービスや外部支援会社を選ぶ人の85.2%が、生成AIやAI検索を参考にしているという調査がある
- AIを使う場面は、価格やサービス内容の比較、各社の強みの整理、導入事例や評判の確認が上位だった
- 私の屋号は、AI検索で「群馬 AI活用 コンサルタント」と聞いたときの答えに入っていなかった
- 全部を作り直さず、自分の仕事を一文にして、同じ言葉で書くところから始められる
群馬県を拠点に、個人事業主・フリーランス・家族経営の方たちのAI活用を支援しています。
「お客様にどう選ばれているのか分からない」という声は、実際によく聞きます。
ご自身の仕事を一文にまとめるところから、一緒に整理することもできます。
よくある質問
Q. 85.2%は、個人事業主のお客様にも当てはまりますか。
この調査はBtoBサービスの導入に関わる人が対象で、小規模企業や個人事業主だけの割合は記事に出ていません。
参考値として見てください。
Q. すぐにホームページを作り直す必要がありますか。
必要ありません。
自分の仕事を一文にして、トップとプロフィールに同じ言葉で載せるところから始められます。
Q. 第一想起とは何ですか。
検討を始めたときに、最初に思い浮かんだ会社のことです。
この調査では、そうした会社を最終的に選ぶことが「よくある」と「ときどきある」を合わせて54.1%でした。
あわせて読みたい:
- あなたのお客様は、もうGoogleに"文章で"質問しているかもしれません:検索のしかたが文章に変わってきている話です
- AI対策をしてから測ってみたら、AI検索での引用はゼロでした:AIに引用されるかを測った記録です