最近Googleで調べものをするときに、単語ではなく文章で打ち込んだり音声入力することが増えました。
「〇〇 やり方」ではなく「〇〇をするにはどうしたらいいですか」というふうに聞く。
AIモードというGoogleの検索結果に生成AIが答えを返してくれる機能を、気づけば当たり前に使うようになっていました。
そんな自分の変化を、ある調査データを見て、あらためて考えさせられました。
この記事でお伝えしたいこと
生成AI検索を使う人は、まだ全体の半分に届くかどうかという段階です。それでも確実に増えているのは事実です。まずは自分自身の検索の仕方を振り返ることから、ホームページの見直しは始められます。

検索の半分をAIに任せる人が46.6パーセント
先日、サイバーエージェント(アメブロの運営会社)のGEOラボが行った調査を見ました。
(2026年9月10日公開・全国15〜69歳9,278人が対象)
生成AI(Googleの「AIモード」を含む)を使って検索する人の割合は52.3パーセントで、調査開始以来初めて半数を超えたそうです。
さらに、検索の半分以上を生成AIに切り替えた人は46.6パーセント。
2025年5月の調査から16.5ポイント上昇しています。
使われているサービスはChatGPTが30.6パーセントで首位でした。
続いてGoogleの「AIモード」が28.4パーセントGeminiが23.2パーセントです。
AIのおすすめから実際に商品を購入したりサービスを利用したりした人は58.7パーセントにのぼるそうです。
検索の半分以上をAIに切り替えた人は、まだ半分に届かない46.6パーセント。
「まだそんなに少ないのか」と思った理由
この数字を見た正直な感想は「まだそんなに少ないのか」でした。
自分の体感では、もう7割くらいの人がAIモードを使っているような感覚だったからです。
気づき
自分がもう当たり前にやっていることは、世の中的にはまだ「半分に届くかどうか」の段階だと気づきました。
もちろん自分の周りだけを見て「みんなそうだ」と思い込むのは危険です。
私が言いたいのは身近に感じる体感と実際の数字には、こうしたズレがあるということ。
あなたがもし「AI検索なんて浸透するのはまだまだ先」と思っていたとしたらいかがでしょうか?
この調査結果は私のような検索のしかたをする人は増えている途中だということでもあるのです。

従来型の検索が減った、とはまだ言い切れない
ここで一つ、断定しないでおきたいことがあります。
「AI検索が増えた=これまでのキーワード検索が消えていく」というわけではありません。
従来型の検索が明確に減っているとまで言える強い根拠は、今のところ見当たりません。
ただし、AIに相談しながら調べる検索が伸びているのは確かです。
検索順位の対策だけに寄せるのではなく、AIに文章で聞かれたときにも答えられる情報を用意しておく。
いまは、そのくらいの構えで十分だと思います。
ホームページは「読む人」だけを想定していないか
この数字を見て考えたのは自分の仕事のことです。
ホームページやブログの記事は、これまで「検索結果に並んだリンクを人がクリックして読みに来る」ことを前提に作られてきました。
でも実際にはAIがまずページの中身を読んで答えを作り、それを人に渡す場面が増えています。
注意
「こう書けば必ずAIに選ばれる」という方法は、まだ誰にも断定できません。Googleでの検索順位だけを見ていると、この動きそのものを見落としてしまうというのが、今回お伝えしたい注意点です。
以前、AI検索に選ばれるために順番にやる4つのことという記事で情報の整え方について書きました。
AI経由でホームページに来た人が実際にいるかどうかは、GA4の「AI Assistant」という項目である程度確認できるようになっています。
整える・確認する、両方をセットで考えておきたいところです。
個人事業主にとってこれは他人事ではない
大きな会社なら、専門のマーケティング担当がこうした変化を追いかけてくれるかもしれません。
でも、ひとりで事業をしている人ほど、こうした変化に気づくのが遅れがちです。
まずは、自分自身がどんなふうに検索しているかを振り返ってみることから始められます。
もし単語ではなく文章で検索することが増えているなら、それはお客様も同じかもしれません。
まとめ|検索の半分以上をAIに任せる人は、まだ半分に届かない段階
この記事のポイント
- 生成AI検索の利用率は52.3パーセントで、調査開始以来初めて過半数を超えた
- 検索の半分以上を生成AIに切り替えた人は46.6パーセント(2025年5月から16.5ポイント上昇)
- 従来型検索が明確に減っているとまでは断定できないが、AI検索が伸びているのは確か
- ホームページが「人にクリックされて読まれる」ことだけを想定していないか、振り返る価値がある
群馬県・埼玉県北部で事業をしている方から、ホームページ・インスタグラム・LINEの相談をいただくことが増えています。
マーケティング担当が社内にいない小さな事業ほど、こうした検索の変化に気づくタイミングが遅れがちです。
「うちのホームページは、AIに聞かれたときにちゃんと答えられるだろうか」。
そんな視点で一緒に見直したい方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. AI検索が増えているなら、今までのSEO対策はやらなくていいですか。
いいえ。従来型検索が明確に減っているとまでは言い切れないため、これまでのSEO対策とAI検索を意識した対策は、並行して考えるのが現実的です。
Q. 自分のホームページがAIに読まれているかどうかは、どう確認すればいいですか。
確実な確認方法はまだ限られています。GA4の「AI Assistant」でAI経由のアクセスをある程度確認できるほか、まずは自分自身がGoogleやAIをどう使って調べものをしているか振り返ってみることから始められます。
Q. この調査はどこが、いつ行ったものですか。
サイバーエージェントのGEOラボが2026年9月10日に公開した調査です。全国15〜69歳の9,278人を対象にしています。
Q. 個人事業主が今すぐやるべきことはありますか。
焦って何かを変える前に、事業内容・対象のお客様・対応エリア・料金といった基本情報を正確に伝えられているかを確認することが土台になります。
あわせて読みたい:
参考:ChatGPTが首位も、伸び幅トップはGemini! AI検索利用率は初の5割超【サイバーエージェント調べ】|Web担当者Forum