AI対策をしてから測ってみたら、AI検索での引用はゼロでした|自分のサイトを整えるだけでは決まらないらしい話

AI検索の引用はゼロでした

AIに見つけてもらうための対策をしてから、初めて測ってみました。

結果は、AI検索での引用ゼロでした。

先に結論を書きます。

AIに表示されるかどうかは、自分のサイトを整えるだけでは決まらないようです。

それでも、AI向けの対策を全部やる必要はないと考えています。

理由を、測った記録と調査記事をもとに書きます。

この記事でお伝えしたいこと

AI向けの対策をいくつか入れたあと、初めてAI検索で引用されるかを測った記録です。

結果は引用ゼロでしたが、その見方と、ひとりで事業をしている人がどこまで対策をすればいいのかを整理します。

AI向けの対策をしたあと、何をどう測ったのか

9月の中ごろに、AIが回答の中で自分のサイトを紹介してくれやすくなる対策を、ひとつずつ点検しました。

やったことは、たとえば次のようなものです。

  • 記事のよくある質問を、機械が読み取りやすい形(構造化データ)で自動的に出す仕組みを入れた
  • 屋号のMikkeを、会社や団体としてAIにも分かる形で登録した
  • LinkedInのプロフィールを整えた
  • AI検索から来たアクセスだけを、GA4で別に数える設定をした

そして9月の終わりに、初めての計測をしました。

「群馬 AI活用 コンサルタント」「個人事業主 マーケティング AI活用」など、10個のキーワードで調べました。

そのうち2つは、AI検索サービスのPerplexityにも聞いてみました。

結果は、どれも引用なしです。

引用ゼロは、来月以降と比べるための基準点(ゼロ地点)にします。

AIに引用されるかを測るために、虫眼鏡とチェック表を持って最初の一歩を確かめている様子のイメージ
森谷
森谷
群馬県を拠点に「集客導線とAI活用」のコンサルをしている森谷です。Webマーケティングに26年携わり(フリー歴15年)これまで700名以上のクライアント様を支援してきました。

引用ゼロは失敗だったのか

Web担当者フォーラムに、Mozの記事の日本語版(前編)が載っていました。

筆者はTom Capper(トム・キャッパー)氏です。
(アメリカのSEOツール会社「Moz(モズ)」の研究者で、検索の順位やアクセスのデータを分析して、記事や講演で発表していらっしゃいます)

AI検索の引用について、次のようなデータが紹介されています。

  • AirOpsの調査では、AIの回答で引用された情報の85%が、第三者のサイトに載っていたものだった
  • First Page Sageの調査では、引用元でいちばん多いのは「メディア」で、企業のサイトやブランドサイトは5%だった
  • 筆者が確認したサイトの多くで、ChatGPTやGeminiからのアクセスは、ピーク時でも2%未満だった

数字は、調査した会社や筆者が見たサイトのものです。

私の測定結果が、同じ理由だと言い切ることはできません。

ただ、対策をしたからといって、すぐに自分のサイトが引用されるとは限らないようです。

なお、この記事は前編で、後編では筆者が4つの戦略を紹介するそうです。後編の内容は、この記事では扱っていません。

気づき

引用ゼロは、対策が間違っていた証拠とは限りません。

AIの回答は、自分のサイト以外の情報から作られていることが多いようです。

AI検索への備え方を相談してみる

引用されなかった理由は名前にもあるのか

こちらは調査記事ではなく、私の測定記録から分かったことです。

「Mikke」という名前は、同じ名前の会社やサービスがほかにもたくさんあります。

「Mikke 集客導線」で調べても、同名の別会社が上に出てきました。

「ひとりマーケティング」で調べると、似た名前の書籍の関連記事が上位を占めていました。

AIに見つけてもらう前に、そもそも名前で見つけてもらいにくい。

そんな事情もあるようです。

名前や強みの伝え方を一緒に整理する

ひとりで事業をしている人は、AI向けの対策をどこまでやればいいのか

ここからは、私の考えです。

筆者が見たサイトの多くで、AIからのアクセスは2%未満でした。

自分のサイトも同じ状況なら、AI向けの対策のために、今うまくいっているやり方を手放す必要はなさそうです。

全部やらなくていい。まずは「今の自分の位置」を知るところから。

位置を知る方法は、特別なものではありません。

step
1
自分の名前や屋号を、AI検索に聞いてみる

step
2
「地域名+仕事内容」でも聞いてみる

step
3
出てきたかどうかを、日付をつけて記録する

出てこなくても大丈夫です。

今日の結果が、来月以降と比べるための基準になります。

まとめ|AI向けの対策をしても、まずは今の位置を知ることから

この記事のポイント

  • AI向けの対策をいくつか入れたあとに、初めてAI検索での引用を測ったら、10個のキーワードすべてで引用なしだった
  • 調査記事によると、AIの回答で引用される情報の多くは、第三者のサイトに載っているものとされている
  • 「Mikke」は同名の会社やサービスが多く、名前で見つけてもらいにくい事情もあった
  • ひとりで事業をしている人は、全部やるより、まず今の位置を知ることから始めればよい

群馬県を拠点に、個人事業主・フリーランス・家族経営の方たちのAI活用を支援しています。

「AI向けの対策をどこまでやればいいのか分からない」という声は、実際によく聞きます。

ご自身の事業に必要な範囲を、一緒に整理することもできます。

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よくある質問

Q. 構造化データとは何ですか。

ページの内容を、検索エンジンやAIが読み取りやすい形で書き添えたものです。

よくある質問や屋号などを、決まった書き方で伝えるために使います。

Q. AI検索で引用されるために、いちばん先にやることは何ですか。

引用される方法の確実な答えは、現時点では分かっていません。

私は、まず自分の名前や屋号がAI検索でどう扱われているかを知ることから始めています。

Q. 毎月測る必要はありますか。

必須ではありません。

私は変化を比べたいので、月に1回の計測にしています。気になったときに数回聞いてみるだけでも、今の位置は分かります。


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森谷清乃|集客導線設計×AI活用コンサルタント

群馬を拠点にWeb集客とAI活用を支援する森谷清乃です。 Webマーケティング実務26年。WordPress構築サポート700件以上、CMS全国展開時の加盟企業向け導入支援、SEO講座の講師などを経験。 生成AIパスポートも取得し「集客の仕組み」と「AIの使いどころ」を掛け合わせながら、あなたのお仕事に合った実践的なサポートを提供します。