「AIの時代になったら、検索エンジンでAIに選ばれるための難しい対策をしないといけないんじゃないか」
そう思いますよね。
でも、まず最初に取り組むべき大事な施策は、お客様に口コミを書いていただくことなんです。
そして口コミは、みんなで少しずつ頼むより、場面と担当を決めて一点集中したほうが集まりました。
クライアント様の現場でやってみたことを思い出したので、そのお話をしますね。
この記事でお伝えしたいこと
AIにおすすめを聞くと、AIはお店の自己紹介より、第三者の口コミを手がかりにするそうです。
だからといって、特別な対策から始めなくて大丈夫です。
まずは口コミをお願いする場面を1つ決めて、そこに集中するだけでいいんです。
AIはどんな情報をもとにおすすめを選んでいるのか?
Web担当者Forumというサイトで、SEOコンサルタントの住太陽さんの講演レポートが公開されていました。
住さんによると、AIが回答に使う情報源は大きく2つあるそうです。
- 独立した第三者による口コミやレビューの評価
- 会社が発信する、自社や商品・サービスの情報
「おすすめは?」と聞かれたときにAIが参考にしていたのは、メーカーや販売店のサイトではなくレビューサイトの記事だった、という例も紹介されていました。
住さんは「売り手や作り手の自己主張は、AIの推薦とは何も関係が無い」とまで言い切っています。
そして、地域でご商売されている方にできることとして挙げられていたのが、Googleマップの口コミをお客様にお願いすることでした。
もちろん、AIがどう判断しているかは公開されていないので、これが必ず当てはまるとは言えません。
でも、お客様の口コミがお店選びの手がかりになるのは、AIがあってもなくても同じですよね。
口コミ集めの現場では何をしたのか?
以前、クライアント様(ある事業会社様)に、口コミの取り組みを提案したことがありました。
まず、その会社の営業さんに声がけをしました。
「Googleの口コミ画面のQRコードを載せたカードをお渡ししておくので、これまでご利用くださったお客様に会う機会があったら、それを渡してください。
そして、その場で読み込んで口コミを書いていただくよう、お客様にお願いしてください」
そんなお願いです。
もう1つ、お客様をご招待して年に1回開いているイベントでの施策も紹介します。
その会場で直接お客様にお声がけをして「口コミをお願いします」とお願いしました。
もちろんここでもQRコードを用意しておきました。
店舗がたくさんある会社様なので、店舗ごとのQRコードを作っておいたんです。
どこの店舗経由でご契約いただいたお客様なのかをその場ですぐ確認して、その店舗のQRコードから口コミを書いてもらえるように案内しました。
営業さんにお願いする形は浸透しなかった
実際にやってみて気づいたのは、営業さんに「お客様に口コミを書いてもらうこと」を徹底できなかったことです。
営業さんには、「なぜ口コミが重要なのか」を周知・徹底したつもりでした。
Googleビジネスプロフィールに口コミがたくさん集まって、星の評価が高ければ信頼が増す。
ひいては「営業さんが担当するお客様が増え、インセンティブ(歩合制の報酬)も増えます」ということも説明しました。
でも、現場で働く営業さんにとっては、QRコードを出してお客様に書いてもらうという一手間が、煩わしかったようで、なかなか浸透しませんでした。

一点集中にしたら何が変わったのか?
でも、イベントのほうは違いました。
イベントでは、営業さんではない女性スタッフに、口コミをいただく目的を持ってブースに立ちました。
お客様に直接お声がけをして、書いていただくことに一点集中したんです。
そうしたら、1日に120件以上の口コミを集めることができました。
みんながついでに少しずつ頼むより、頼む場面と担当を決めてそこに集中する。
口コミはそのほうが集まるんだな、とやってみて感じました。
口コミは「みんなで少しずつ」より「場面と担当を決めて一点集中」で頼む。
ひとりで事業をしている場合はどうすればいいか?
ひとりで事業をしているなら、頼む担当はもちろん自分です。
なので、「いつか頼もう」のままにしないで、頼む場面を1つだけ決めておくのがおすすめです。
たとえば、こんな場面です。
- 納品や施術が終わって、お客様が「よかった」と言ってくださったとき
- お礼のメッセージを送るとき
- 次回のご予約をいただいたとき
場面が決まっていれば、毎回「今日は頼もうかな、どうしようかな」と迷わずにすみます。
QRコードを載せたカードを用意しておけば、お客様もその場で書きやすいですよね。
今日できる小さなことは何か?
step
1Googleビジネスプロフィールの管理画面で、口コミを書いてもらうためのリンク(またはQRコード)を確認する
step
2口コミをお願いする場面を1つだけ決める
step
3次にその場面が来たら、1人のお客様にだけお願いしてみる
最初から何件も集めようとしなくて大丈夫です。
1件お願いしてみると、どの場面なら頼みやすいかが見えてきますよ。
注意
口コミが増えたからといって、AIにおすすめされたり問い合わせが増えたりするとは限りません。
AIがどの情報をどう使っているかは、公開されていないことが多いからです。
それから、割引や特典と引き換えに口コミを書いてもらうことは、Googleのポリシーで禁止されています。
自分や身内が口コミを書くことも禁止です。
お客様には、正直な感想をそのまま書いていただきましょう。
まとめ|口コミは場面と担当を決めて一点集中で頼む
この記事のポイント
- AIはおすすめを選ぶとき、お店の自己紹介より第三者の口コミを手がかりにするそうです
- 営業さんにお願いする形は、QRコードを出す一手間が煩わしく、なかなか浸透しませんでした
- イベントで、口コミをいただくことだけを目的にしたスタッフが声をかけたら、とてもたくさん集まりました
- ひとりで事業をしているなら、頼む場面を1つ決めておくのがおすすめです
群馬県を拠点に、個人事業主・フリーランス・家族経営の方たちの集客導線づくりをお手伝いしています。
「口コミを集めたいけど、どこで頼めばいいのかわからない」という方とは、お客様との接点を一緒に見直すところから始めています。
よくある質問
Q. 口コミをお願いするのは失礼になりませんか?
無理にお願いしなければ、失礼にはならないと思います。
「よろしければ」と添えて、書くかどうかはお客様にお任せしましょう。
Q. 口コミを書いてもらうためのQRコードはどうやって作りますか?
Googleビジネスプロフィールの管理画面から、口コミを書いてもらうためのリンクを取得できます。
そのリンクをQRコードにして、カードやチラシに載せておくと便利です。
Q. 店舗が複数ある場合はどうすればいいですか?
店舗ごとにGoogleビジネスプロフィールがある場合は、店舗ごとのQRコードを用意しておくと案内しやすいです。
どの店舗をご利用いただいたかをその場で確認して、その店舗の口コミ画面へご案内します。
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