このたび、オンライン学習コミュニティ「オープンイノベーション大学」のインタビューに出演しました。
取材では、オープンイノベーション大学に参加したきっかけや、仕事と育児をしながらどう学びを続けてきたか、ChatGPTや動画制作で学んだことを実際の仕事にどう生かしているかをお話ししています。
改めて振り返ってみると、私にとって大きかったのは新しい知識を得たことだけではありませんでした。
今回のインタビューで改めて感じたこと
一人で学ぶことから、仲間と試し、仕事で使うことへ。
学び方そのものが変わったことが、その後の仕事にもつながっていました。
オープンイノベーション大学に参加したきっかけ
きっかけは、ChatGPTについて勉強してみたいと思っていた頃に見かけたChatGPTサミットの案内でした。
(2023年5月)
3日間のオンラインイベントに申し込み、そこからオープンイノベーション大学を知りました。
最初は「無料のセミナーなら、最後に何か商品の案内があるのかな」と少し警戒していました。
それでも興味のあるテーマだったので、「まず受けてみて、それから考えればいい」くらいの気持ちで参加しました。
実際に参加してみると、そこには継続して学べる環境がありました。
一人で仕事をしていたからこそ、学び続ける難しさがあった
オープンイノベーション大学に参加する前、私はフリーランスとして長く仕事をしていました。
子どもの出産をきっかけに働き方を変え、インタビュー当時でフリーランス13年目。
Webに関わる仕事をしている以上、新しい情報には触れていたい。
でも、一人で仕事をしていると情報は自然には入ってきません。
新しいことを知りたければ、自分から取りに行かなければならない。
しかもWebやマーケティングの世界は変化が速く、学びを止めるわけにもいきません。
一方で、専門講座やスクールを継続して受けるとなると費用もかかります。
当時感じていた課題
一人で仕事をしていると、新しい情報が自然には入ってこない。
でも変化の速い分野だからこそ、学び続ける必要がある。
この両立が、当時の私にとって大きな課題でした。
入って驚いたのは、講座よりも参加している人の熱量だった
実際に参加して特に印象に残ったのは、受講している人たちの熱量でした。
私はその後、ChatGPT実践会や動画部などに参加しました。
無料だから気軽に集まった人たちという雰囲気ではなく、質問をしたり作品を作ったり、次は何を試そうかと話したりする人が多く、その前向きさに驚きました。
以前、別会社が運営する有料講座を受けたこともあります。
講師から学ぶことはできても、受講生同士のつながりまで生まれませんでした。
同じ講座を受けているのに、横の交流がほとんどない。
そんな経験もありました。
学べる場所と、仲間ができる場所は、同じようで違います。
オープンイノベーション大学では、その両方がありました。
動画部で出会った仲間とは、修了後もつながっている
特に大きかったのが、動画部で一緒になったメンバーとの出会いです。
講座が終わればそれで終了ではなく、インタビュー当時も同じ班だった方たちとZoomで話しながら「次はこれをやってみようか」と新しい取り組みを続けていました。
学習コミュニティに参加して得たものを一つ挙げるなら、私は「一緒に試せる仲間」だったのかもしれません。
ここがポイント
同じ教材を学んだから仲間になったのではなく、一緒に作ったから関係が続いた。
この違いは大きかったと思います。
仕事と育児の合間、勉強できるのは夜だった
もちろん、時間に余裕があったわけではありません。
昼間は仕事があり、当時は小学生の子どももいたので夕方は家のこともあります。
そのため課題に取り組めるのは、家事などが終わった夜でした。
動画部の卒業制作が大詰めになった時期には、睡眠時間を削ってしまったこともあります。
今振り返ると、少し時間の使い方を間違えた部分もありました。
全体の構成を作ることが目的なのに、数秒の映像表現が気になって、そこに時間をかけすぎる。そんなこともありました。
でも不思議と嫌ではなく、細かいところまで自分で試してみたかったのだと思います。

AI生成技術を使って、仲間と動画作品を作った
動画部では、仲間と一緒にAI生成技術を活用しながらストーリーのある動画作品を制作しました。
ただAIツールを触って終わるのではなく、一本の作品として完成させる。
この経験は、自分の中でとても大きなものでした。
それまでAIは、どちらかといえば「一人で使う便利な道具」という印象が強かったからです。
実際に制作してみると、AIは人と一緒に何かを作るための道具にもなりました。
動画部で制作した作品
AI生成技術を使いながら、仲間と制作したストーリー動画です。
学んだ技術を、実際の作品として形にした経験になりました。
動画を学んだことで、外部クリエイターへの伝え方も変わった
動画制作を学んで、仕事に直接役立ったこともあります。
それが、外部のクリエイターさんとのコミュニケーションです。
以前は、納品された動画を見ても「こういうものなのかな」とそのまま受け取ることがありました。
自分自身に動画制作の知識がなかったので、何をどう変えてもらえばいいのか具体的に言葉にできなかったからです。
でも自分で制作してみると、見えるものが増えました。
「ここはこう変えられるはず」、「この部分はもう少しこうしてほしい」と、イメージを持ってフィードバックできるようになりました。
自分で作れるようになることは、全部自分で作るためだけではありません。
外部の専門家と、より具体的に話せるようになる。これも学んで初めて分かった効果でした。
ChatGPTは、すでに毎日の仕事の中に入っている
ChatGPTについては、学んだあと日常の仕事でかなり使うようになりました。
たとえば、ホームページの更新作業です。
自分が参加していないイベントについて「このイベントの報告記事をブログに載せておいて」と頼まれることがあります。
以前なら、参加した人から話を聞き、内容を整理してから文章を組み立てる必要がありました。
今は、参加した人にインタビューして要点を書き出し、それをもとにChatGPTで記事のたたき台を作ることがあります。
実際の仕事で使っている場面
- ホームページの記事作成
- イベント報告記事のたたき台
- 上司への報告レポートの整理
- 動画の内容をもとにした記事づくり
- Webコンテンツの構成整理
大事なのは、AIが全部やってくれることではありません。
人から話を聞く。必要な材料を集める。AIで整理する。最後は人が確認する。
この組み合わせが、仕事の中で使いやすいと感じています。
学ぶことが、仕事の見え方を変えていった
インタビューの中で、自分でも改めて気づいたことがあります。
学んだから新しい仕事ができるようになった。もちろん、それもあります。
でもそれ以上に、今まで見えていなかったことが見えるようになったという変化が大きかったと思います。
動画を学んだから、外部クリエイターへの伝え方が変わった。
ChatGPTを学んだから、今まで時間がかかっていた仕事を別のやり方で考えられるようになった。
学びは「できることを増やす」だけではありません。
仕事を見る解像度を上げるものでもある。
今はそんなふうに感じています。
「無料だから気軽に」ではなく、せっかくなら本気で使う
インタビューの最後に、これから参加する方へのメッセージも聞かれました。
そのとき私がお伝えしたのは、無料だからこそ、ただ受けるだけではもったいないということでした。
参加する。課題をやる。人と話す。実際に使う。
そこまでやると、学んだことが自分のものになっていきます。
私が伝えたいこと
学ぶ機会があることより、その機会をどう使うかのほうが大事。
気軽に始めてもいい。でも始めたなら、一度は本気でやってみる。
そこで初めて、次のチャンスにつながるのだと思います。
インタビュー動画はこちら
今回のインタビューは、オープンイノベーション大学のYouTubeチャンネルで公開されています。
実際の声や表情を含めて見ると、文章だけでは伝わりにくい部分も感じていただけると思います。
インタビューを振り返って思うこと
今回のインタビューでは、ChatGPTや動画制作について話しました。
でも、私にとって一番大きかった変化はAIツールを覚えたことだけではありません。
一人で学ぶことから、仲間と学ぶことへ。
知ることから、作ることへ。
学ぶことから、仕事で使うことへ。
少しずつ学び方が変わっていきました。
そして今、MikkeでAI活用についてお伝えするときにも、この経験が土台になっています。
ここがポイント
AIは、知っているだけでは仕事を変えません。
自分の仕事の中で一度使ってみる。そこで困ったことをまた学ぶ。
その繰り返しで、初めて「使える知識」になります。
今回のインタビューは、そんな自分自身の変化を振り返る機会にもなりました。
これからもMikkeでは、AIの新機能を紹介するだけではなく、実際の仕事のどこで、どう使えるのかを、自分自身の実践も交えながら発信していきたいと思います。