「電子書籍を出すなら、ランキングの上位に入って、たくさん売れないと意味がない」
そう思いますよね。
でも事業をしている人にとっては、電子書籍は「売るもの」というより、知ってもらって信頼してもらうための道具として出版しているケースが多いのです。
この記事でお伝えしたいこと
Kindleのランキングの上位には、99円の自費出版の本がたくさん並んでいます。
一般の読者から見たら、だれでも本を出せるようになったな、という印象かもしれません。
でも小さな事業をしている人にとっては、自分を知ってもらう道具が手に入りやすくなった、ということでもあるんです。
なぜKindleの売れ筋を調べたのか?
実は今、Kindleで電子書籍を出すことを検討しています。
まだ情報を集めている段階です。
その前段階として、自分の事業のことを起承転結の物語にまとめる作業に取り組んでいます。
その情報集めのひとつとして、起業やコンテンツビジネスの本で今どんな本が売れているのかを、AIに調べてもらいました。
Kindleのランキングを見て何がわかったか?
見てもらったのは、2026年10月5日時点のKindle本「マーケティング・セールス」の売れ筋ランキングです。
2位と6位は、どちらも「自分の経験や知識を講座や商品にする」という内容の本でした。
値段は、どちらもKindle版で99円です。
レビューの数は、それぞれ1件と7件でした。
起業に関係するKindleのランキングでも、上位には99円から数百円の自費出版の本がたくさん入っていました。
ただ、何冊売れたのかは、どの本もわからなかったんです。
部数をはっきり公表していたのは、出版社から出ている本でした。
たとえば、らっこさんの『2億円を売り上げたプロが教える note×AI 最強の副業』(KADOKAWA)は、2026年4月に「累計発行部数3万部突破」と発表されています。
ランキングでわかるのは、その時点で売れている順番だけなんですよね。
何冊売れたかまでは、ランキングからはわかりません。
99円の本だらけという状況はどう見えるのか?
これを見て、思ったことがあります。
一般の読者から見たら、自費出版のハードルが下がって、いろんな人が出版できるようになったな、という印象を持つかもしれません。
いいものもそうでないものも混ざっている、いわば玉石混交の状態です。
ランキングの上位にいるからといって、たくさん読まれているとは限らないんですね。
小さな事業をしている人には何が変わったのか?
ただ、小さいビジネスをしている人にとっては、別の見方もできると思っています。
自費出版のハードルが下がったことで、電子書籍がひとつの認知ツール、信頼をいただくためのツールとして使えるようになったんです。
Amazonの「Kindleダイレクト・パブリッシング」という仕組みを使えば、出版社を通さずに個人で電子書籍を出せます。
自分の考え方や仕事の進め方を1冊にまとめて、お客様に読んでいただく入口にできるんです。
そう考えると、ランキングの順位や売れた冊数は、いちばんの目的ではなくなりますよね。

本を出すなら何を考えておけばいいか?
私自身、まだ検討している段階です。
なので、「本を出せば信頼される」とは言い切れません。
本を出したからといって、問い合わせが増えるとも限りません。
それでも、出す前に考えておけることはあると思うんです。
- この本を、だれに読んでほしいか
- 読んだ人に、自分の何を知ってほしいか
- 読み終わった人に、次にどこへ来てほしいか(ホームページやLINEなど)
売ることを目的にすると、どうしてもランキングや部数が気になります。
でも、知ってもらうことを目的にすると、気にするところが「だれに届けるか」に変わるんですね。
小さな事業の電子書籍は、売れた冊数より「だれに、何を知ってもらうか」で考えてみる。
今日できる小さなことは何か?
本を出す予定がまだなくても、次の3つは今日できます。
step
1Kindleで、自分の仕事に近いジャンルの売れ筋ランキングを開いてみる
step
2上位の本の値段と、出版社から出ている本かどうかを見てみる
step
3自分が本を出すとしたら、だれに何を知ってほしいかを1行で書いてみる
3つ目の1行は、本を出さなくても使えます。
ホームページやSNSで何を伝えるかを考えるときの手がかりになりますよ。
注意
電子書籍を出しても、それだけで信頼されたり問い合わせが増えたりするとは限りません。
ランキングの順位や値段は、日々変わります。
この記事の内容は、2026年10月5日時点で見たものです。
出版の決まりや手続きは、Amazonの公式の案内で確かめてくださいね。
まとめ|電子書籍は売る道具より知ってもらう道具として考える
この記事のポイント
- Kindleの売れ筋の上位には、99円の自費出版の本がたくさん入っていました(2026年10月5日時点)
- 何冊売れたかはどの本もわからず、部数を公表していたのは出版社の本でした
- 一般の読者には、だれでも出せるようになったと映るかもしれません
- でも小さな事業をしている人には、知ってもらって信頼していただく道具として使えるところもあります
- 出すなら、売れた冊数より「だれに何を知ってほしいか」から考えるのがおすすめです
群馬県を拠点に、個人事業主・フリーランス・家族経営の方たちの集客導線づくりをお手伝いしています。
本を出すかどうかに関係なく、「自分の仕事を、だれに、どこで知ってもらうか」を一緒に整理するところから始めています。
よくある質問
Q. Kindleで本を出すのにお金はかかりますか?
Kindleダイレクト・パブリッシングで出版すること自体には、費用はかかりません。
表紙のデザインや編集を人に頼む場合は、その分の費用が別にかかります。
Q. 本を出せば信頼してもらえますか?
出しただけで信頼される、とは限りません。
だれに何を知ってもらうための本なのかがはっきりしていると、読んだ方に仕事の考え方が伝わりやすくなると思います。
Q. あまり売れなくても出す意味はありますか?
目的によると思います。
知ってもらう入口として考えるなら、売れた冊数だけで判断しなくてもいいんじゃないかな、と私は思っています。
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