「今日もインスタグラムを投稿しなきゃ」
そんなふうに義務感でスマホを開くことはありませんか?
以前は私もインスタグラムの運用を考えるとき、どうしても
「何を投稿するか」
「何回投稿するか」
という話に目が向きがちでした。
でもインスタグラムがそもそも何を目指しているサービスなのかを知ると少し見方が変わります。
投稿すること自体が目的ではない。
もっと大事なのは、その先にいる人と興味や関心を通してつながること。
インスラグラムの理念は
「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」。
この理念にあったアカウントが優遇されると考えると「毎日投稿しなければ」という義務感から少し離れてインスタグラムを見られるようになります。
この記事でお伝えしたいこと
インスタグラム運用で大切なのは、投稿本数だけを追いかけることではありません。「何が好きなのか」「何を伝えたいのか」「誰とつながりたいのか」を考えると、発信の軸が見えやすくなります。
インスタグラムは そもそも何のための場所なのか
インスタグラムについて調べていると、「Bring you closer to the people and things you love」という考え方に出会います。
日本語にすれば、「大切な人や、好きなこととの距離を近づける」という意味です。
この言葉を見たとき、私は「毎日投稿しなければ」という考え方とは、ずいぶん違うなと思いました。
もちろん、仕事でインスタグラムを使う以上、投稿頻度やリーチ、プロフィールへのアクセス、問い合わせなどの数字を見ることも必要です。
でも、それらは目的ではなく結果を見るための指標です。
何のために発信するのか。
ここが抜けたまま投稿本数だけを増やしていくと、インスタグラムが「人とつながる場所」ではなく、「投稿を納品する場所」のようになってしまいます。
私なら インスタグラムの使い方を3つに分けて考えます
この考え方を仕事でインスタグラムを使う人に置き換えると、私は3つに分けると分かりやすいと思っています。
1|自分が知りたいことを集める
インスタグラムは発信するだけの場所ではありません。
自分の仕事に関係する人や興味のあるテーマをフォローして情報を見ることもできます。
同業者が何を発信しているのかを見る。
お客様になりそうな人が、どんなことに困っているのかを見る。
自分とは違う業界の発信から見せ方のヒントをもらう。
つまり、アウトプットする前に「自分は何に興味を持っているのか」を知るためのインプットにも使えます。
2|自分が本当に伝えたいことを発信する
仕事のアカウントだからといって毎回サービスの説明をする必要はありません。
たとえば仕事をしていて
- お客様によく聞かれること
- 自分が大切にしている考え方
- 仕事をしていて気づいたこと
- 「これは知っておいてほしい」と思ったこと
こうしたものも十分に投稿の材料になります。
むしろ私は、ここにその人らしさが出ると思っています。
同じ「ホームページ制作」「美容室」「工務店」という仕事でも何を大切にしているかは人によって違います。
商品だけでは違いが分かりにくくても「この人は何を大切にして仕事をしているのか」が見えると、その人を選ぶ理由が生まれます。
3|投稿して終わらず 人とつながる
もう一つ忘れたくないのがコミュニケーションです。
インスタグラムには、コメント、ストーリーズへの反応、DMなど、人とやり取りする機能があります。
投稿を公開したら仕事が終わり、ではありません。
投稿をきっかけにプロフィールを見てもらう。
別の投稿も読んでもらう。
反応をもらう。
そこから会話が始まる。
投稿は、つながるための入口の一つです。
集客という視点で見ても、投稿だけを単独で考えるのではなく、その後どこへつながっているのかを見ることが大切です。
「好きで発信すれば伸びる」とは限らない
ここは誤解しないでほしいところです。
「好きなことを投稿すればインスタグラムのアルゴリズムに評価されて伸びる」という単純な話ではありません。
インスタグラム上で何が表示されやすくなるかは、投稿形式や利用者との関係、過去の行動などさまざまな要素が関係します。
保存やシェアも大切な反応ですが「保存を増やせば必ず伸びる」と考えてしまうと、また数字を追いかける運用に戻ってしまいます。
私が大事だと思うのは「この人に伝えたい」という相手が見えているかどうかです。
たとえばお客様から何度も同じ質問を受けた。
「これ、知らない人が多いのかもしれない」
そう思って投稿にする。
これは投稿ネタを無理やり探して作るのとは違います。
実際の仕事の中から伝える理由が生まれています。
「毎日投稿」が目的になると苦しくなる
インスタグラムを頑張っている方から「毎日投稿したほうがいいですか」と聞かれることがあります。
私は投稿頻度だけでは答えを決められないと思っています。
毎日投稿して成果につながる人もいれば、投稿数を減らしてもお客様に必要な情報をきちんと届けられる人もいます。
大切なのは毎日投稿することが自分の事業の目的に合っているかです。
毎日投稿するために内容を考えることだけで疲れてしまう。
お客様への対応や本来の仕事がおろそかになる。
それなら一度立ち止まってもいい。
投稿しない日にお客様から聞かれた質問をメモする。
自分の過去の投稿を見直す。
プロフィールから問い合わせまでの流れを確認する。
それも立派なインスタグラム運用です。
今日 投稿する前に一つだけ考えてみる
難しい分析から始めなくても大丈夫です。
次の投稿を作る前に一つだけ考えてみてください。
投稿前のひとこと
「私は、この投稿を誰に、なぜ伝えたいんだろう?」
答えが浮かんだらそれが投稿の軸になります。
反対に「今日投稿する日だから」しか出てこなければ、無理に一本作る前に最近お客様から聞かれたことを一つ思い出してみてください。
そこに次の投稿の材料があるかもしれません。
インスタグラムだけで集客を完結させなくてもいい
そしてもう一つ。
仕事でインスタグラムを使うなら投稿だけを見ないことも大切です。
投稿を見た人がプロフィールへ行きその後どこへ進めるのか。
ホームページなのか、LINEなのか、問い合わせフォームなのか、DMなのか。
インスタグラムは集客導線の全部ではなく入口や接点の一つです。
だからMikkeでは「どんな投稿をすればいいですか」だけではなく、その投稿を見た人が次にどこへ進むのかまで一緒に考えています。
投稿を増やす前に導線を整えたほうがいい場合もあります。
まとめ|「投稿しなきゃ」から「誰と何でつながりたい?」へ
インスタグラムの運用が苦しくなってきたら投稿テクニックを増やす前に、そもそもの目的に戻ってみてください。
- 自分が興味のあることを集める
- 自分が本当に伝えたいことを発信する
- 投稿をきっかけに人とつながる
この3つは「こうすればアルゴリズムに評価される」という攻略法ではありません。
むしろ数字を追いかけて苦しくなったときにインスタグラムを何のために使っているのかを思い出すための考え方です。
「今日も投稿しなきゃ」ではなく「今日は誰に、何を伝えたい?」
ここが変わるだけでもインスタグラムとの付き合い方は変わってくると思います。
Mikkeでは、投稿だけではなく、Instagramからホームページ、LINE、問い合わせまでを含めた集客導線を一緒に整理しています。
「投稿を頑張っているのに、その先につながっていない」
「何を投稿すればいいのか分からなくなった」
という段階からでもご相談いただけます。
よくある質問
Q. 「好き」を仕事の投稿に使うのは不自然ではありませんか?
仕事と関係のない「好き」を無理に出す必要はありません。自分の仕事のどこが好きなのか、何を大切にしているのか、お客様に何を知ってほしいのか。そうした仕事に結びついた「好き」や関心も、その人らしさを伝える材料になります。
Q. 保存やシェアを増やすにはどうすればいいですか?
保存やシェアだけを目的にするより、「あとで確認したくなる情報か」「誰かに教えたくなる内容か」という読者側の理由から考えてみてください。実際にお客様からよく聞かれる質問は、投稿テーマを考える材料の一つになります。
Q. 毎日投稿しなくても大丈夫ですか?
最適な投稿頻度は、目的や運用体制、投稿内容によって変わります。「毎日なら正解」「週○回なら正解」と一律には言えません。無理なく続けながら、プロフィール閲覧や問い合わせなど、自分の目的に合った反応を確認して調整していくことが大切です。
Q. 投稿することがなくなったら、何を探せばいいですか?
まず、お客様との実際の会話を思い出してみてください。「最近よく聞かれたこと」「説明すると驚かれたこと」「自分では当たり前だと思っていたこと」。こうした日常の仕事の中に、本人にしか書けない投稿の材料があります。